今回は生徒さんからのこんな質問をご紹介します。
shouldの使い方がいまいちピンときません。
ローカルの人がよく「should be fine」など「should be」を使うのですが、どういう意味なんでしょう?
また、「You should go home.」は「帰れ!」って強い表現にも聞こえてしまうのか、強さの違いも知りたいです。
素晴らしい質問です!✨
実は should は、「すべき」「〜のはず」など複数の意味を持っていて、場面によってニュアンスがけっこう変わります。
今回はネイティブがよく使う3つのパターンに分けて、例文とともに解説していきます!
①「〜した方がいい」= アドバイス・おすすめ
- You should go home.(帰った方がいいよ)
- You should see a doctor.(お医者さんに行った方がいいよ)
▶ この使い方が最もよく出てきます!
相手のためを思ってのアドバイスというニュアンス。
メモ
ただし…⚠声のトーンや文脈によっては、キツく聞こえることもあります。
- 😌 優しく言えば:「疲れてるなら、帰った方がいいんじゃない?」
- 😠 怒り口調だと:「もう帰れよ(怒)」のようにも取られる
優しくアドバイスしたい時は、表情+トーン+maybeを添えるのもおすすめ!
- Maybe you should go home.(帰った方がいいかもね)
②「〜のはず」= 予測・可能性
- It should be fine.(たぶん大丈夫だと思うよ)
- The train should arrive soon.(電車はもうすぐ来るはず)
▶ これが質問にあった「should be」の使い方ですね!
確信はないけど、ほぼ大丈夫(たぶんOK)という感じです。
メモ
似たような表現に “will” もありますが、
- will → 強めの確信(絶対大丈夫)
- should → 控えめな推測(大丈夫だと思うけどね)
ネイティブは、やわらかく伝えたい時によくこの「should」を使います◎
③「〜すべき」= 義務・当然
- People should be kind to each other.(人はお互いに親切にすべきだ)
- We should respect others.(私たちは他人を尊重すべき)
▶ これは少しフォーマルで、道徳的・ルール的な「〜すべき」という意味合いになります。
学校のポスターや公共広告、ビジネスのスローガンなどでよく見かけます📢
📝まとめ:shouldの主な使い方3パターン
使い方 | 意味 | 例文 | 強さのニュアンス |
---|---|---|---|
① アドバイス | 〜した方がいい | You should rest. | 親切な提案(口調に注意) |
② 予測 | 〜のはずだ | It should be okay. | やわらかい予測 |
③ 義務・当然 | 〜すべき | People should be honest. | 少しフォーマル、道徳的 |
📘さいごに
shouldは、感情や文脈によってかなり印象が変わる助動詞です。
やさしくアドバイスしたい時や、予測を柔らかく伝えたい時にピッタリ。
ネイティブの「It should be fine!」や「You should try it!」など、軽やかに使っている場面に注目して、実際にマネしてみるのがおすすめです😊
次に「should」を見かけたら、アドバイス・予測・義務のどれかな?と分類してみてくださいね◎