私の英語との出会い
私が初めて英語に触れたのは7歳の時。
親の仕事の都合で海外生活のために渡航する前、数ヶ月ほど日本で語学学校に通っていました。
当時、人見知りも激しく、人前で間違えることが大嫌いだった私は、ABCや簡単な単語さえも上達が難しかった。
今考えると笑ってしまう話ですが、私は”CAT”(ネコ)を言えなくてクラスで泣いていました。当時の私はどんなに辛かっただろうと今でもその気持だけは理解ができる。他の人はちゃんと言えているのに、私だけが何度も注意を受けるなんて、とても”恥ずかしい”体験でした。
私のもともとの性格から話をすることはあまり得意ではなかったし、実は今でも人前で話すのは好きではありません。自分が間違ったと思うとものすごく恥ずかしくてすぐにでも穴に入りたくなるのは変わりません。
でも、そんな私でも英語は上達したし、沢山の友人に恵まれて今では海外に住んでいます。
アメリカでの小学校時代
アメリカ渡航後は、現地の小学校に通いましたがクラスに日本人はゼロ。私のために授業が遅くなるなんてことは、もちろんありませんでした。授業になんてついていけていませんでした。
でも、周りの先生や友達が助けてくれ、そんな中で親友と呼べる友達もできました。
初めての海外生活では、学校だけではなくて、スーパーでレジの人と話したり、友達の家に遊びに行って親御さんと話したりと、新しい人と会う機会も多くありました。人前で間違えることも、いつの間にか気にならならなくなりました。渡航前の過去の私は、”間違えたら恥ずかしい、みんなに笑われる”、こんな思いがありました。そんな環境にいたから。でも、当時の英語がまだまだ話せない私は間違いだらけ。それでも、笑われることなんてなかったし、みんな真剣に向き合ってくれたのです。
今でも間違えたら”恥ずかしい”けれど、そのハードルはアメリカ生活でかなり下がったと言えます。
そして、当時から自分の意見を交換し合うことが当たり前だったアメリカの小学校。誰かが別の意見を持っていても、相手の意見を尊重する環境はいいなと思いました。そんな環境だったから、私も間違いを恐れなくなりました。もちろん、対等に話せていたとは思えないし、到底そんなことはありません。でも、少なくともそれで学校に行きたくないと思うようなことは1つもありませんでした。
通っていた小学校はコンピューター、アート、スペイン語(第2言語として)、理科の実験、体育、音楽.もちろん国語、数学、歴史、理科などもありました。私は皆が別のクラスを受けている時にESLに行ったりしていました。
小学生ながら1番驚いたことは、色んな授業がある中でそれぞれ先生が違ったこと。日本だと小学校は1人の担任の先生がほぼすべての科目を教えてくれますよね。だから、小学校の時はそ担任の先生がかなり大きな権限をもっている存在でした。でも、アメリカでの小学校では沢山の大人とも話す機会もあったから、リスニング力やスピーキング力もぐんぐんと伸びました。
1年間のこの環境が私の人生を180度変えてくれました✨
この経験が変えた私の価値観
もちろん、辛いことや悔しいことも沢山ありました。いじめも受けたし、嫌がらせもうけました。
でも、結構初期の頃の言葉のいじめは、何をいっているのかすら分からなかったから、逆に良かったのかもと思います、笑
でも、今でもこの時の1年間が今までの人生で1番楽しかったと言えます!
思えば、英語を話したい!!!と思い始めたのも、この時期でした。
人には、1人1人それぞれのライフステージで用意されている環境があり、それが大変であればあるほど、それを乗り越えると大きな変化が待っていると思います。
今、大変なことがあっても、乗り越えたその先には必ず大きな変化がある。
今が辛くても頑張ろう!!!ずっと続くわけではない。必ず乗り越える日がくる❤️
あなたが今までの人生で一番楽しかった時期はいつですか?きっとそれがあなたのターニングポイントでもあるのでは?と思います。
そこからこれからの人生を楽しく生きるヒントが得られるかもしれません!