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【保存版】現在形の3つの使い方|Be動詞・一般動詞・haveの違いを徹底解説!

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「現在形って “現在”のことだけじゃなくって”習慣”や”変わらないもの” を表す って習いませんでしたか?でもイマイチ、どういうことだっけ?ってなりませんか?」

実は、動詞の種類によって現在形の役割が明確に変わるんです!

この記事では、現在形の使い方を3つのポイントに分けて説明します。例文とともに詳しく解説していくので、しっかり理解していきましょう!

1. Be動詞(am / are / is): 状態・性質を表す

Be動詞は「状態」や「性質」を表すため、今のことを言うときもありますが、普遍的なことにも使われます。

例文

  • I am hungry.(=私は お腹がすいている)
  • She is kind.(=彼女は いつも 優しい)
  • The sky is blue.(=空は青い → 普遍的な事実
  • He is a teacher.(=彼は先生です → 彼の職業を示す)

Be動詞は、一時的な状態を表すこともあれば、変わらない性質や普遍的なことを表すこともある!

ポイント


2.  一般動詞(動作を表す動詞):習慣・ルール・一般的な事実を表す

一般動詞の現在形は、習慣・ルール・一般的な事実を表すのに使います。頻度を表す副詞(always, usually, often, sometimes, never など)とよく一緒に使われます。

例文

  • I eat breakfast every day.(=毎日朝ごはんを食べる → 習慣
  • Water boils at 100°C.(=水は100℃で沸騰する → 科学的事実
  • She goes to bed at 11 PM.(=彼女は11時に寝る → ルールや習慣

ポイント

一般動詞の現在形は 「習慣」や「一般的な事実」 を表すため、文の中に 頻度を表す副詞条件を示す表現 がよく入ります。


頻度を表す副詞(Adverbs of Frequency)

現在形を使った文章には、どれくらいの頻度でその行動をするのかを示す 頻度を表す副詞 をよく使います。

主な頻度副詞の一覧(よく使われる順)

頻度 副詞 例文
100% always(いつも) I always wake up at 7 AM.(私はいつも7時に起きる)
90% usually(たいてい) She usually drinks coffee in the morning.(彼女はたいてい朝にコーヒーを飲む)
70% often(よく) We often go to the gym.(私たちはよくジムに行く)
50% sometimes(ときどき) He sometimes forgets his keys.(彼はときどき鍵を忘れる)
30% occasionally(たまに) I occasionally eat fast food.(私はたまにファストフードを食べる)
10% seldom / rarely(めったに~ない) She rarely watches TV.(彼女はめったにテレビを見ない)
0% never(決して~ない) They never smoke.(彼らは決してタバコを吸わない)

 

語順のポイント

頻度を表す副詞は、一般動詞の に置きますが、be動詞の時は 後ろ に置きます。

一般動詞の場合

  • He often eats sushi.(彼はよく寿司を食べる)
    ❌ He eats often sushi.(間違い!)

be動詞の場合

  • She is always late.(彼女はいつも遅れる)
    ❌ She always is late.(間違い!)

ルールや時間の条件(一般的な事実を示す)

「いつ」「どんな条件のときに」そうなるのかを示す表現 も、現在形とよくセットになります。

時間を表す表現の例

  • at + 時刻(特定の時間):She goes to bed at 11 PM.(彼女は11時に寝る)
  • on + 曜日(特定の日):The store opens on Sundays.(そのお店は日曜日に開いている)
  • every + 期間(習慣):I visit my grandparents every summer.毎年夏に祖父母を訪ねる)

条件を示す表現の例(科学的事実・法則)

  • Water boils at 100°C.(水は100℃で沸騰する)
  • Ice melts when the temperature is above 0°C.(氷は気温が0℃を超えると溶ける)
  • Plants die without sunlight.(植物は太陽の光がないと枯れる)

 

語順のポイント

👉 時間や条件を示す表現は、文末に置くのが基本!
👉 ただし、強調したい場合は文頭に置くことも可能!

① 基本の語順(文末に置く)

英語の基本の語順は、主語(S)+動詞(V)+(その他)+時間・条件 です。

  • She goes to bed at 11 PM.(彼女は11時に寝る)
  • The store opens on Sundays.(そのお店は日曜日に開いている)
  • Water boils at 100°C.(水は100℃で沸騰する)

「いつ」「どんな条件のときに?」は最後に置くのが自然!
日本語と違って、「時間」や「条件」は後ろにきます!


② 強調したいときは文頭に置く!

もし 「いつ」「どんな条件のときに」を強調 したいなら、文頭 に持ってくることも可能!

  • At 11 PM, she goes to bed.(11時に、彼女は寝る)
  • On Sundays, the store opens.(日曜日に、そのお店は開く)
  • At 100°C, water boils.(100℃になると、水は沸騰する)

✅ こうすると、「いつ・どんな条件か」をより目立たせることができます!

 

💡 現在形と現在進行形の違い

現在形の一般動詞は「習慣や一般的な事実」を表すため、「今やっていること」を言いたいときは現在進行形にする必要があります。

「今やっていること」を言いたいなら、現在進行形!

☓  I eat lunch now. → 違和感あり!
⭕ I am eating lunch now.(=今まさに食べてる!)


3. have / has(持っている・所有する)

「持っている」「所有している」「状態」を表すときに、現在形の have / has を使います。

 

例文

  • I have a car.(=私は車を 持っている
  • She has long hair.(=彼女は 長い髪をしている
  • He has two brothers.(=彼には2人の兄弟がいる

💡 「今~している」と言いたいときは?

「今やっていること」を言いたいなら、現在進行形!

❌ I have lunch now.(=(今)お昼を 持ってる)→意味が通じない!

⭕ I am having lunch now.(=今お昼を 食べてる!


✨(まとめ)

🔹 Be動詞 →「状態」や「性質」を表す(普遍的なことにも使う)
🔹 一般動詞 →「習慣・ルール・一般的な事実」を表す
🔹 Have / has →「所有・状態」を表す
🔹 「今やっていること」を言いたいなら、現在進行形!

「同じ現在形でも、Be動詞・一般動詞・have で意味が全然違う!」

現在形の使い方をしっかり理解して、英語の表現力をアップさせましょう!

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