

そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
私もカナダに移住した当初は、英語力に自信がなく、苦しんだ時期がありました。
英語がうまく話せないこと、理解できないことに対して感じるストレスは、外国に住んでいると特に大きくなりますよね。
「どうしても上手く伝えられない」「相手の言っていることが全然理解できない」
今日はそんな時、私がどうしていたかをお話しします。
英語力が上がらない理由
まず、問題提起として挙げたいのは「自分の英語力の限界を感じる瞬間」です。外国に住んでいると、英語を使う機会が圧倒的に多いです。その中で、自分の英語が思うように通じないと感じることは少なくありません。
私は最初、「もっと勉強しなきゃ」と思い、辞書をひたすら引いてはいたものの、なかなか英語力が上がった実感は湧きませんでした。
そして、気づいたのは、「何かを質問すること」をためらっていたことです。疑問を持っても、相手に質問することを避け、黙っていることが多かったんです。実際には、こうした姿勢が英語力アップの妨げになっていました。
解決策:質問をしまくること
私がカナダで学んだ英語力アップの最大の秘訣、それは「質問をしまくること」です。
疑問を持ったら、すぐに質問する。
これを実践することで、英語力が劇的にアップしました。
日本人が陥りがちな「恥ずかしいから質問しない」という考え方を捨て、むしろ積極的に質問することが大事だと気づいたんです。
例えば、分からない単語や表現があったとき、私は「Can you write it down please?」とお願いして、紙に書いてもらったり、特に病院などで重要な場合は「Can you explain that again in a different way?」と頼むようにしていました。
こうすることで、相手も自分の理解を助けてくれるし、何より自分が英語で考える癖がついてきます。
質問をすると、相手は喜んで説明してくれる
質問をすると、多くのカナダ人は喜んで説明してくれます。
言い換えたり、別の例を使ってくれるので、会話がスムーズに進むようになります。
この経験を積み重ねることで、私は英語を日本語で考えるのではなく、英語で直接理解できるようになったのです。
実際に使っていた質問フレーズ
では、実際に私が使っていた質問フレーズをいくつかご紹介します。
- What do you mean by that?(それはどういう意味ですか?)
- What did you say?(何て言いましたか?)
- Can you say that again please?(もう一度言っていただけますか?)
- What is that mean?(それはどういう意味ですか?)
- I’m not familiar with that word. What’s that mean?(その言葉には詳しくありません。それはどういう意味ですか?)
- I couldn’t catch what you just said.(今言ったことが聞き取れませんでした。)
- I’m sorry?(すみません?)
これらはすべて私が実際にカナダで使っていたフレーズです。(今でも現役!)
ネイティブスピーカーも同じように質問しているのを見て、私もどんどん質問するようになりました。
最初は恥ずかしいと思うかもしれませんが、実際には相手が喜んで説明してくれるので、どんどん自分の理解が深まります。
英英辞典を使ってみる
さらに英語力を上げるために実践したのが、英英辞典を使うことです。
日本語で意味を調べるのではなく、英語の辞典で意味を調べることで、より深い理解が得られるようになりました。
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、英英辞典を使うことで、単語のニュアンスをより正確に把握できるようになります。
日常生活を英語で
最後に、日常生活の中で英語を使うことを習慣にしました。
携帯電話の設定を英語にしたり、観るテレビ番組や聞くポッドキャストをすべて英語にしたりすることで、英語の環境に身を置くことができました。こうした小さな積み重ねが、英語力の向上に繋がります。
まとめ
カナダでの生活を通じて、英語力アップの秘訣は「質問をしまくること」「英英辞典を活用すること」「日常生活を英語にすること」という3つのポイントに集約されます。最初は大変かもしれませんが、毎日少しずつでも英語を使う習慣をつけることで、英語力は確実に向上します。
もしあなたが英語力に悩んでいるなら、ぜひこれらの方法を試してみてください。
自信を持って英語を使えるようになり、あなたの世界が広がることを願っています。