英語の授業でよく出てくるこの2つの単語、見た目は似てるけど 使い方がぜんぜん違う の、ちゃんと使いこなせていますか?
間違えやすいからこそ、ここでスッキリ整理しておきましょう!
まず結論!ざっくり違いはこれ
単語 | 基本の使い方 | 修飾するもの | 例文 |
---|---|---|---|
no | 名詞の前において「〜がまったくない」 | 名詞 | There is no milk. |
not | 否定の「〜ではない」 | 動詞・形容詞・副詞など | I do not like coffee. |
🔸「no」は名詞の前に置く!
「全く〜ない」というニュアンスで、名詞の前に置いてゼロ・無いことを強調します。
冠詞(a, the)や所有格(my, your)などは使わず、いきなり名詞の前に置くのが特徴!
冠詞(a, the)や所有格(my, your)などは使わず、いきなり名詞の前に置くのが特徴!
- There is no milk in the fridge.(冷蔵庫に牛乳がまったくありません)
- I have no money.(お金がまったくありません)
- No problem!(問題なし!)
メモ
「There is no milk.」と「There isn't any milk.」は意味はほぼ同じですが、
no の方がより直接的で強い否定になります。
🔸「not」は動詞や形容詞などを否定!
「〜じゃない」「〜しない」といった、動作・状態・感情などを否定する時に使います。
助動詞・be動詞・形容詞・副詞などの前に置くのが基本です。
助動詞・be動詞・形容詞・副詞などの前に置くのが基本です。
- I do not like coffee.(コーヒーが好きじゃない)→ like(動詞)を否定
- She is not happy.(彼女は幸せではない) → happy(形容詞)を否定
- He did not go to school yesterday.(彼は昨日学校に行かなかった) → go(動詞)を否定
- It is not cold outside.(外は寒くない)→ cold(形容詞)を否定
- He did not run quickly.(彼は速く走らなかった)→ quickly(副詞)を否定:「速く」じゃなかった
- She is not always right.(彼女がいつも正しいわけではない)→ always(副詞)を否定:「いつも」ではない
メモ
「not」は柔らかい否定にも使われ、
日常英会話では don’t / doesn’t / isn’t / wasn’t などの短縮形でよく使われます!
使い分けのまとめ!
シチュエーション | 正しい表現 | 理由 |
---|---|---|
冷蔵庫に牛乳がない | There is no milk. | milk は名詞 → no + 名詞 |
私はコーヒーが好きじゃない | I do not like coffee. | like は動詞 → not + 動詞 |
外は寒くないよ | It is not cold. | cold は形容詞 → not + 形容詞 |
まとめ
- no: 名詞を修飾して「まったくない」
- not: 動詞・形容詞・副詞などを否定して「〜ではない」
この2つをしっかり使い分けられると、英語の表現力が一気にアップしますよ!✨