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travel と trip の違い、ちゃんと使い分けできてる?

英語で「旅行」と言いたいとき、traveltrip、どちらを使えばいいのか迷ったことはありませんか?
実はこの2つ、似ているようでニュアンスがけっこう違うんです!


travel:旅行すること(行為・経験)

意味:「旅行すること」「移動すること」
品詞:主に 動詞 / 不可算名詞

travel は、旅行という行為そのものや、旅をすること全般を表すときに使います。具体的な「何泊何日の旅行」ではなく、経験や活動としての「旅」に焦点を当てるイメージです。

例文:

  • I love to travel and explore new places.
    (私はをして新しい場所を探検するのが大好きです。)
  • Her job involves a lot of travel.
    (彼女の仕事は出張が多いです。)
  • He has traveled all over the world.
    (彼は世界中を旅してきた。)

trip:特定の旅行(イベント・出来事)

意味:「旅行」「旅」
品詞:主に 可算名詞(a trip / two trips など)

trip は、特定の目的や期間のある「一回の旅」を指します。例えば「東京旅行」「出張」「日帰り旅行」など、具体的な旅を話すときにぴったりの表現です。

例文:

  • We went on a weekend trip to Kyoto.
    (週末に京都へ旅行に行きました。)
  • How was your business trip?
    出張はどうだった?)
  • That trip to Okinawa was unforgettable.
    (あの沖縄旅行は忘れられない。)

travel と trip の使い分けまとめ

単語 意味 可算 / 不可算 使い方の例
travel 旅行すること(行動・経験) 不可算名詞 or 動詞 He enjoys travel. / I want to travel more.
trip 特定の旅(イベント) 可算名詞 We had a great trip last summer.

💡ワンポイント

travel = 「旅そのもの」「旅すること」
trip = 「〇〇旅行」など、はっきりした1回の旅に使う!


travel だけでは言えない? trip だけでは足りない?

例えば、こんな文章もよくあるパターン:

  • He has done a lot of traveling for work lately.
    (最近は仕事でたくさん移動している。)← 行為としての「旅」
  • He went on five trips last month alone.
    (先月だけで5回も出張に行った。)← 数えられる具体的な「旅」

✅ まとめ

  • travel = 「旅するという行為」全体を指す(抽象的)
  • trip = 「特定の1回の旅」を指す(具体的)

会話やライティングで使い分けられると、英語表現の精度がグッとアップしますよ😉
「旅行」とひとことで言っても、英語では細かく使い分けるのがポイント!

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