英会話や英文読解でよく出てくる接続詞 「while」。
意味は「〜している間」「〜しながら」などですが、使い方をしっかり理解しておかないと混乱してしまいがちです。
今回は、「while」を使って同時進行の出来事や時間の流れを自然に表現する方法を、例文付きで詳しく解説します!
🔹 基本の使い方:「〜している最中」や「〜しながら」
「while」は、2つの出来事が同時に起こっていることを示すときに使います。いわゆる「ながら作業」のようなシチュエーションですね。
📝 構文パターン
while + 主語 + 現在進行形
while + 主語 + 現在形(習慣を表す)
例文
- I always read while I eat breakfast.(私はいつも朝食を食べながら本を読みます)
- He is listening to music while I am studying.(彼は勉強しながら音楽を聴いています)
どちらも、2つの動作が同時に行われている様子が伝わってきます。
🔹 パターン①:「while + 動名詞(-ing)」でシンプルに表現!
カジュアルな英語では、「while + 動名詞(〜ing)」の形もよく使われます。特に会話の中では自然で流れるような表現になります。
例文
- I read a book while eating lunch.(昼ごはんを食べながら本を読みました)
- She was texting while walking.(彼女は歩きながらメッセージを送っていました)
- He fell asleep while watching TV.(テレビを見ながら寝てしまいました)
「while」の後ろには主語が省略されていても、意味がはっきり伝わる。2つの行動が一人の人物によって行われている時に便利です。
🔹 パターン②:「while + 主語 + 動詞」で文としてしっかり伝える
よりしっかりと文の構造を表したい場合や、主語が異なる場合には「while + 主語 + 動詞」の形を使います。
時間の経過や出来事の同時性をより明確に表現できます。
例文
- While I was walking, it started raining.(私が歩いている間に雨が降り始めました)
- While I was at work, my mother called me but I missed her call.(私が仕事中に母から電話がありましたが、出られませんでした)
- While I worked, my wife went to the clinic.(私が働いている間、妻はクリニックに行きました)
このパターンでは主語が明示されているので、文がより明確で丁寧な印象になります。
🔹「while」の注意点と使い分け
「while」は「〜する間」という意味で便利ですが、以下のような点に注意しましょう。
- 同じ主語の場合は「while + 動名詞」でもOK。
- 異なる主語の場合は「while + 主語 + 動詞」の形が必須。
- 「while」は時間だけでなく、対比や逆説(〜だけど)として使われることもあります(今回は割愛)。
まとめ
パターン | 使い方 | 例文 |
---|---|---|
while + 主語 + 動詞 |
2つの出来事が同時に起こるとき | While I was walking, it rained. |
while + 動名詞(-ing) |
「〜しながら」の自然な表現 | I read while eating lunch. |
「while」を使いこなせると、英語表現の幅がぐっと広がります!「〜しながら」の表現は日常会話でもよく使うので、ぜひたくさんの例文を声に出して練習してみてくださいね。
次回は、「while」を使った逆接の表現(〜だけれども)にも挑戦してみましょう!